治せない歯周病には「自分でプラークを取る事が出来ない部位」があります。高度な歯周治療を受けたにも関わらず、病的な歯周ポケットが残存してしまう事があります。そのような場合、仮歯を入れて1年2年と治療をするのですが、治らないものは治らないと諦めます。 ただし、諦めたからといって放置するわけではありません。歯周病の原因であるプラークを機械的に徹底的に除去し、また、その歯牙にかかる咬合力を微調整していきます。これをST(サポート・セラピー)といいます。日本語で言うと支援です。 2週間毎、1ヶ月毎に行っています。これにより歯周病の進行を出来るだけ遅くします。

これは、患者さんに強いるわけではないのですが、実際にSTを何年も続けている患者さんは沢山います。抜けると諦めていた歯牙が何年も生活に支障もなく残っているのですから(やはり駄目で抜けた人もいます)、こういった患者さんを尊敬しますし、毎日の歯科治療のエネルギーをもらっているのも事実です。